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ラボログ#7

今さら聞けない!カメラと被写界深度(アイリス?焦点距離?イメージセンサー?)

こんにちは!宅間です!

今回のラボログは、
今さら聞けない...カメラと被写界深度の関係(アイリス、焦点距離、イメージセンサー)について書いていきたいと思います!

被写界深度とは?

被写界深度とは「ピントが合って見える範囲」のことを言います。

被写界深度は「浅い」「深い」という表し方をします。
「被写界深度が浅い」…被写体の手前や奥がボケる
「被写界深度が深い」…近くから遠くまでピントが合う

【被写界深度が浅い写真↓】

 

【被写界深度が深い写真↓】

 

 

アイリス(絞り、F値)と被写界深度の関係

アイリスとは「レンズの中にあり、穴の大きさを変えて、取り込む光の量を調整する部分」のことを言います。

「絞り」または「F値」とも言います。
「F値が小さい」…絞りが開かれレンズを通る光が多い
「F値が大きい」…絞りが絞られレンズを通る光が少ない

アイリスと被写界深度の関係図

 

 

焦点距離と被写界深度の関係

焦点距離とは「ピントを合わせた時の焦点からイメージセンサーまでの距離」のことを言います。

焦点距離の値はレンズ周りに「◯◯mm」と記載されている数値です。
「焦点距離が短い」…画角が広い
「焦点距離が長い」…画角が狭い(その分被写体を大きく写せる)

▼Check!
「広角レンズ」…画角が広く、広い範囲を撮影できるもの
「望遠レンズ」…画角は狭いが、その分被写体をズームできるもの
「ズームレンズ」…「◯◯ – ◯◯mm」のような焦点距離を変更できるもの
「単焦点レンズ」…焦点距離を変更できないもの

【24-105mmのズームレンズ(Canon EF24-105mm F4L IS USM)↓】

 

焦点距離と被写界深度の関係図

 

 

イメージセンサーと被写界深度の関係

イメージセンサーとは「レンズから入った光を電気信号に変換し、データ転送する半導体」のことを言います。

一眼レフカメラでよく使われているイメージセンサーで「35mmフルサイズ」「APS-C」という規格があるのですが、この2種では「35mmフルサイズ」の方が大きいサイズとなります。
35mmフルサイズ(36mm×24mm)
APS-C(23.6mm×15.8mm)

先述した焦点距離だけでなく、イメージセンサーのサイズによっても、画角や被写界深度は変わります。

▼Check!
・一般的に「35mmフルサイズのイメージセンサー+焦点距離50mm」の画角が 「肉眼で見る視野に一番近い」と言われている

イメージセンサーと被写界深度の関係図

 

 

まとめ

被写界深度は、カメラに搭載されているイメージセンサーやレンズのアイリスや焦点距離と密接な関係にあります。

撮りたいイメージによって、カメラやレンズを上手に選択し、
思い通りの写真や映像を撮影しましょう!

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